2018年県政重点施策
ジブリパーク構想の推進
・ジブリの世界を再現した、子どもから大人まで家族そろって楽しめるオンリーワンの公園を目指し、引き続きスタジオジブリとの協議を進めるとともに、愛地球博記念公園内の自然環境調査や駐車場増設の検討調査などを実施
中京大都市圏
・名古屋駅のスーパーターミナル化の推進
・中部国際空港や東海道新幹線三河安城駅のアクセス向上に向けた調査等を実施
・中部国際空港の二本目滑走路を始めとした空港機能強化の実現に向けたエアポートセールスやアウトバウンドを促進
・愛知県港湾物流ビジョンに基づく港湾物流機能の強化
・広域幹線道路を始めとした道路ネットワークの整備を推進
産業首都あいち
・「ワールドロボットサミット2020」の開催準備及び「ロボカップアジアパシフィック大会」の招致活動を推進
・サービスロボットの社会実装に向けた研究開発や実証実験を支援
・「あいち航空ミュージアム」において、航空機産業の情報発信や産業観光の強化、航空機産業を担う人材育成を推進
・航空宇宙産業の強化のため、県内企業の海外販路開拓を支援するとともに、フランス、ツールーズを圏都とするオクシタニー地域圏政府との相互協力に関する覚書締結の準備を推進
・自動車の自動運転について、実用に近いレベルでの実証実験を実施
・産業空洞化対策減税基金に新たに補助メニューを設け、サービスロボットの実用化や中小企業の新製品開発、販路開拓を支援
・モノづくりの伝統や優れた技術との融合による新たなイノベーションを目指し、新しいアイデアを持った創業5年未満のベンチャー企業や起業家人材の発掘、支援
・制度融資の事業継承のための資金の金利の引き下げにより、中小企業の資金繰りをきめ細かく支援
・「あいち中小企業応援ファンド」により、地場産業の新事業展開を支援
農林水産業の振興
・本県農林水産物の輸出促進のため、国内で開催されるアジア最大級の食品展示会へ出展
・栽培技術、機器の実証に取り組むとともに、農業の高収益化に必要な施設整備や機械の導入を支援
・「あいち型植物工場」の整備を引き続き支援するとともに、自動環境制御技術の開発を推進
・水田農業について、本県独自の栽培管理技術を開発するとともに、あいち米のブランド化を推進
・国家戦略特区を活用して、農業支援外国人の受け入れを推進
・県民参加型の花のイベント「あいち花フェスタ」を開催するとともに、豊明花き市場において、海外バイヤーが参加する花き展示商談会に出展
・名古屋コーチンの生産体制強化を図るため、小牧市内への種鶏場の移転整備に向けた用地造成に着手
・平成31年に開催する「第70回全国植樹祭」の準備を推進
・平成30年10月の就航に向け、「海幸丸」に替わる新たな漁業調査船の建造を推進
人財力の強化
・緑丘商業高校を総合学科に改編し、緑丘高校にしたほか、佐屋高校及び松平高校にライフコーディネート科を設置するとともに、普通科10校でコースの新設、改編を実施
・新たな「県立高等学校教育推進実施計画」の策定に着手
・小中学生、工業高校生を対象としたSTEM教育講座を実施し、モノづくり愛知の将来を担う人材を育成
・スクールカウンセラーによる小中連携や、県立高校へのスクールソーシャルワーカーの配置拡大による教育相談体制の充実
・私立学校の各種助成を着実に実施するとともに、幼稚園の教員給与の処遇改善に要した経費の一部を補助する制度と、専修学校高等課程の入学納付金の補助制度を創設
・県立芸術大学について、新デザイン棟の建設工事を引き続き進め、平成31年度に供用開始
・「あいち女性の活躍促進プロジェクト」のさらなる充実に向けて、「女性の活躍プロモーションリーダー」となる企業と連携した取り組みを実施
・「あいち・ウーマノミクス研究会」を引き続き開催
・大学生を対象に仕事と子育てを体験する取組や、イクメン、イクボスの普及によるワークライフバランスの推進
・「技能五輪全国大会」及び「全国アビリンピック」の開催準備
・2023年の「技能五輪国際大会」の招致活動を推進
・発明クラブの活性化を支援
・ノーベル賞受賞者顕彰施設を整備するための施設改修、展示コンテンツの設計を、名古屋市と共同で実施
・働き方改革推進キャラバンの活動を通じ、企業における「働き方改革」の取組を支援
・企業と高年齢者をマッチングする就職面接会の開催や、介護分野における外国人労働力の活用のための就職支援訓練の実施により、人手不足対策を強化
医療・福祉
・「あいちオレンジタウン構想」に基づき、「あいち健康の森」とその周辺地域が一体となり、認知症対策を推進
・病床の機能の分化、連携や在宅医療の充実、医療、介護従事者の確保に向けた取り組みを推進
・がんセンターについて、「個別化医療」の高度化や「プレシジョン・メディシン(精密医療)」の実現に向けた体制整備を推進
・医療ツーリズムの推進
・国民健康保険事業特別会計の設置
・「教育の機会の均等」「健やかな成育環境」「支援体制の充実」の3つの視点から、子どもが輝く未来に向けた取り組みを実施
・子ども、子育て支援新制度に基づく子育て支援事業を推進
・児童虐待に対応するため、児童相談センターの機能を強化
・ヘルプマークを平成30年7月から市町村と連携して導入し、普及を促進
・手話通訳者や要約筆記者の養成、派遣人員を増員し、手話言語の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用を促進
・障害のある方の就業、雇用を促進するため、中小企業に本県独自の奨励金を支給するとともに、就労を支援する専門家の派遣や職場見学、実習先の開拓を実施
・新たな「特別支援教育推進計画」の策定
・2019年度開校予定の「瀬戸つばさ特別支援学校」の整備を推進するとともに、西尾市内に整備する特別支援学校について、2022年度の開講を目指し基本設計を実施
・「医療療育総合センター」について、平成31年3月の全面オープンに向け、本館棟の整備を推進
観光あいち・魅力発信
・平成30年10月から12月にかけて、JRグループ等と連携し、「愛知デスティネーションキャンペーン」を展開
・「地域伝統芸能全国大会」を平成30年11月に開催
・「ハート・オブ・ジャパン」のキャッチワードのもと、訪日外国人旅行者を本県に取り込むための取組を実施
・愛知県国際展示場について、2019年9月の開業に向けて建築工事を進めるとともに、コンセッション方式による運営体制の構築や、広報、営業活動等を実施
・常滑港空港地区におけるクルーズ船係留施設の整備を検討
・「武将のふるさと愛知」を国内外に発信
・全国最多の5件が登録されたユネスコ無形文化遺産の「山・鉾・屋台行事」について、市町、保存団体とともに愛知の山車祭りの魅力を発信
文化・スポーツ振興
・2026年に開催予定の「第20回アジア競技大会」について、名古屋市やJOCなどと連携して準備を推進
・「ラグビーワールドカップ2019」の開催準備や、「FIFAフットサルワールドカップ2020」の招致活動を推進
・2020年に開催予定の「東京オリンピック・パラリンピック」に向け、強化指定選手の競技力強化や次世代の人材育成を推進
・新体育館について、名城公園北園の野球場付近で設置の検討を進め、基本計画の策定と、地盤等の事前調査を実施
・文化芸術振興条例に基づき、愛知の多様な文化芸術を体験する機会を提供
・「あいちトリエンナーレ2019」について、名古屋市及び豊田市での開催に向けた準備を推進
・愛知芸術文化センターの美術館や芸術劇場の改修工事を実施
・清州貝殻山貝塚資料館の拡充整備に向けた新資料館の建設工事に着手
・杉原千畝氏の顕彰施設について、瑞陵高校校地で展示施設の整備を進め、平成30年10月に完成記念式典を開催
グローバル展開
・「あいち国際戦略プラン2022」に基づき、グローバルに成長するあいちを目指す取り組みを推進
・本県において「愛知県・江蘇省友好書道展」を展開するとともに、バンコク都など連携先との高校生交流事業を実施し、友好交流、文化交流を促進
・アメリカテキサス州で開催される「サウス・バイ・サウスウエスト」に県内の学生研究グループを派遣し、グローバル人材を育成
・日本人と外国人の親子が子育てに関する意見交換を行いながら日本語習得を促進する「多文化子育てサロン」などにより、日本語教育を推進
安全・安心
・ゼロメートル地帯の木曽三川下流域(愛西市)において、広域的な防災活動拠点の整備に着手するとともに、未決定地域における整備候補地を選定
・消防学校について、教育機能充実を図るとともに、既存施設の長寿命化推進のための基本設計を実施
・被災者生活再建支援法の対象とならない被災世帯に対して支援金を支給する市町村への補助制度を創設
・耐震診断費用や耐震改修費への補助の実施や、民間住宅の耐震改修補助制度の充実により、耐震化の取組を促進
・車両運転中の「ながらスマホ」の危険性や歩行者保護意識の熟成に向けた重点的な広報を始め、高齢者の事故防止やドライバーの運転マナー向上を訴える取り組みを実施
・平成30年4月から愛知警察署を供用開始し、蟹江警察署、蒲郡警察署及び西尾警察署の建築工事を進めるとともに、津島警察署の基本設計に着手するほか、豊川警察署の建替えに向けた調査を開始
・10交番の建て替えを実施
「環境首都あいち」の確立
・「あいち地球温暖化防止戦略2030」に基づき、温室効果ガス削減に向けた取り組みを推進
・太陽光発電施設、家庭用エネルギー管理システム、蓄電池等を一体的に導入する補助メニューを追加し、太陽光発電の自家利用を促進
・現在PFI方式による建て替えを進めている環境調査センターにおいて、環境学習の実施について検討
・廃棄物の適正な処理の促進に関する条例を改正し、食品等廃棄物の不適正処理の再発防止に向けた取り組みを推進
・世界の広域自治体で構成する「愛知目標達成に向けた国際先進広域自治体連合」として、世界の生物多様性保全の取り組みを実施
東三河の振興
・「人が輝き活躍する東三河の実現」及び「世界・全国レベルのスポーツ大会等を活かした地域連携」をテーマとする主要プロジェクト推進プランに基づく取組を推進
・「奥三河DMO」の活動を支援し、移住定住促進のための企業支援などの取組を実施
・平成30年度から豊橋南高校に教育コース、福江高校に観光ビジネスコースを設置するとともに、平成31年度に開校する「新城有教館高校」の整備を推進
・2020年度を目途に、時習館高校の「あいちグローバルハイスクール」の指定、豊橋西高校の総合学科への改編、豊橋工業高校へのロボット工学化の設置、渥美農業高校における次世代農業創出プロジェクトなど、新たな東三河教育プロジェクトを推進
・平成30年9月に田原市で開催される「2018ISAワールドサーフィンゲームス」を支援
地方分権・行政改革の推進
・「愛知県人口ビジョン・まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、産業振興、雇用対策等の取組を推進
・「一番住みたい愛知」をキャッチコピーとして、本県の住みやすさについてPR事業を展開
・健全で持続可能な行財政基盤の確立に向け、「しなやか県庁創造プラン」に基づく取組を推進
・県立学校や県有施設について、個別施設計画の策定を進めるとともに、長寿命化に向けた調査や改修を実施